ゴジラ松井 宮崎キャンプで務めるのは“四刀流”コーチ

公開日: 更新日:

 巨人は16日、都内のホテルでスタッフ会議を行い、松井秀喜(39)の臨時コーチ就任が正式に決定した。

 出席した白石興二郎オーナー(67)は「松井君の一挙手一投足に教えられることは多い。体験を伝えて欲しい」と話し、10日に長嶋茂雄終身名誉監督(77)と松井が読売新聞本社を訪れ、渡辺恒雄球団会長(87)を交え、会談を行ったことを明かした。

「我々の気持ちは伝えてある。両手を広げて待っていると、私からも渡辺(会長)からも言った。松井君の判断になるが、我々としては巨人の一員として戻ってくれて、ゆくゆくは監督として率いてくれることを切望している」と改めて次期監督としてラブコールを送ったと話した。

■原監督とホームラン競争も?

 松井はこの点について態度を明らかにしていないものの、キャンプで指導者としての第一歩を踏み出すことは確か。役割は打撃面の指導、と思いきや、こうなると、そんなものでは済まされない。

 原監督は「非常に楽しみ。打撃はもちろんだけど、そこが一番ではない。まず世界で通用するメンタルを伝えて欲しい。彼ほどのキャリアを持った選手はいないから。それが一番の役割」と「メンタルコーチ」もやれ、ときた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  5. 5

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  1. 6

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  4. 9

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  5. 10

    巨人が来秋ドラ1指名?明治神宮大会で躍動の青学大154キロ右腕・鈴木泰成は“4年越しの恋人”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択