上村愛子の敗因もロクに説明せず…五輪実況と解説に疑問符

公開日: 更新日:

 え? なんで上村の負けなの……。中継を見ていた多くの人がそう思ったに違いない。

 フリースタイルスキー女子モーグルで4位に終わった上村愛子(34)。最後のひとりだったハナ・カーニー(米国)が滑り終わるまで3位につけていたが、逆転されて悲願のメダルを逃してしまった。

 バンクーバー金のカーニーは「モーグルの女王」といわれる実力者だが、ターンは乱れていたし、エアの後でバランスを崩し片足を大きく開くなど、ミスが多かった。走破タイムも31秒04で、上村の30秒46より遅かった。それなのに、最終的には上村の点数を0.83上回り、3位に滑り込んだ。

 30点満点の採点(ターン50%、エア25%、タイム25%)がおかしいんじゃないかと思った人は多いに違いない。ツイッターでも海外のファンから「上村はメダルを強奪された」「採点がおかしい」といった声が上がっていた。

■解説者が応援団になっている

 しかし、さるモーグル関係者は「4位は妥当だった」とこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ