評判上々も…巨人の新助っ人アンダーソンの本塁打は本物?

公開日: 更新日:

 キャンプ中は居残って特打をこなし、松井臨時コーチの講義では「スランプを脱出するにはどうしたらいいか?」と率先して質問。貪欲さを見せていた。「ラテン系特有のルーズさはなくて、マジメに日本野球を学ぼうとしているから好感が持てる」とチーム内の評判は上々で、連日の複数安打に「自然体で球がポイントに寄って左翼方向へ行った。非常にいい」と原監督は目を細めた。

 が、これで開幕スタメンを手繰り寄せたかというとそうでもない。セ・リーグの某スコアラーはオープン戦が始まる頃、こう話していたからだ。

「極端にオープンスタンスで構えるのは内角が苦手な証拠。シーズンが始まったら、しつこく攻める。踏み込ませないようにして仕上げは外角。でもそれまでのオープン戦は外寄りに集中的に投げて気持ち良く打たせる。データを取るためです」

 この日の3安打は全て逆方向。アンダーソンは「たまたま外角ばかりだったんで逆らわずに打ったんだ」と胸を張ったものの、「たまたま」ではない。もし「打たされている」としたら、喜ぶのは早すぎる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  4. 4

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"

  5. 5

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  1. 6

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  2. 7

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の不倫スキャンダルをスルーするテレビ局の身勝手…ジャニーズの時の反省は?