膝と腰に“爆弾”抱え…残り6戦、葛西「W杯総合優勝」に望み

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「体力的には問題がないけど、すぐ腰や膝とかを故障する。何十年も飛び続けて蓄積された疲労のようなものも出てくる。年相応に大事にしていかないと」

 実際、ソチ五輪のノーマルヒルでは腰を痛めている。世界のトップが戦うW杯だけでも、約450試合も飛んでいる。腰、膝の負担は想像に難くなく、ちょっとしたことで痛めてしまう。

 葛西の目標は男子スキージャンプ初のW杯総合優勝。残りは6戦。葛西は22戦を休み、今回9位でW杯ポイントは835点。W杯ランクも3位から4位に後退した。それでも首位ストッホ(1131点)とは296点差、2位プレブツ1078点、3位フロイント907点と混戦。1位のポイントは100点だから、まだまだ十分チャンスはある。

 膝の具合も「今日の試合は60~70%ぐらいで飛んだけど、次の試合はもう少し力を使って、80~90%くらいで飛んでやる」という。完全復帰はもうすぐだ。

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