膝と腰に“爆弾”抱え…残り6戦、葛西「W杯総合優勝」に望み

公開日: 更新日:

「体力的には問題がないけど、すぐ腰や膝とかを故障する。何十年も飛び続けて蓄積された疲労のようなものも出てくる。年相応に大事にしていかないと」

 実際、ソチ五輪のノーマルヒルでは腰を痛めている。世界のトップが戦うW杯だけでも、約450試合も飛んでいる。腰、膝の負担は想像に難くなく、ちょっとしたことで痛めてしまう。

 葛西の目標は男子スキージャンプ初のW杯総合優勝。残りは6戦。葛西は22戦を休み、今回9位でW杯ポイントは835点。W杯ランクも3位から4位に後退した。それでも首位ストッホ(1131点)とは296点差、2位プレブツ1078点、3位フロイント907点と混戦。1位のポイントは100点だから、まだまだ十分チャンスはある。

 膝の具合も「今日の試合は60~70%ぐらいで飛んだけど、次の試合はもう少し力を使って、80~90%くらいで飛んでやる」という。完全復帰はもうすぐだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い