沙羅に4年後の“朗報” 平昌五輪からラージや団体実施へ
「技術面はもちろん、精神面をかなり鍛えないといけない」
メダル取りが確実視されたソチ五輪で4位に終わった女子ジャンプの高梨沙羅(17)が再起を口にした。
27日、女子ジャンプ陣とともにW杯後半戦に向けて遠征先の欧州に出発。ソチから帰国後は山形国体のテストジャンパーを務め、「気持ちの整理をする暇もなく跳んだ。練習している間に自然と(精神は)整った」とスッキリとした表情で話した。すでに残りのW杯へと気持ちを切り替えており、「今は総合優勝を取るしかないと思っている」と女子では史上初となる連覇を誓った。
■18年平昌五輪から採用か
帰国後に五輪をテレビ観戦し、男子陣のメダル獲得に号泣したという高梨に朗報がある。女子ジャンプが初めて実施されたソチ五輪を終え、世界の有力選手から「ノーマルヒル(NH)だけでは物足りない。女子にもラージヒル(LH)、団体を実施すべき」との声があがり、次回18年の韓国・平昌五輪から採用される可能性が出てきたのだ。