プログでも弱気発言…葛西紀明「W杯個人総合優勝」絶望
「でも今日は膝やばかったな~。予選のジャンプの時テークオフと着地で膝に痛みが出て、予選の2時間くらい前に痛み止めを飲んだんだけど、もう1錠増やして飲んだけど、それがなんとなく効いてくれて、1本目、2本目共に痛みはなかった」
W杯参加23年目の葛西にとって個人総合優勝は五輪の金メダルと並ぶジャンプ人生最大目標。これまでブログには必ずといっていいほど「優勝」への執念をつづってきた。しかし、さすがにこの大会の8位で「ワールドカップ総合上位3人がどんどん離れていく」と弱気な発言。「大事な膝をいたわって表彰台を目指します」と3位に目標を切り替えた。
W杯総合優勝という葛西の「レジェンド・伝説」の完結は来季に持ち越されることになる。
清水礼留飛は22位、竹内択は29位、渡瀬雄太は1回目に転倒して47位で2本目に進めなかった。
■葛西のコメント「次のトロントハイム、オスロは相性がいいので、表彰台を目指したい」