松坂が反面教師 ヤ軍「マー君開幕4番手起用」の真相

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 ヤンキース・田中が28日(日本時間29日)、オープン戦最後のマーリンズ戦に登板。先発した黒田の後を受けて2番手でマウンドに上がった。

 すでにデビュー戦は4日のブルージェイズ戦に決定。先発4番手で起用することについて、ジラルディ監督は、

「似たようなタイプのクロダとタナカの登板日を離したかった」と説明したが、本音じゃないだろう。黒田は「同じ日本人だから似ていると思われているのかな? 全然タイプは違うよ」と話している。

 本来なら田中はサバシア、黒田の左右の両エースに次ぐ先発3番手として起用されるはずだったものの、指揮官が3番手に指名したのはメジャー6年目のノバだった。

 先発3番手ではなく4番手で起用するのは田中の負担を減らすためだ。

■昨季の登板過多を危惧

 ヤンキースは開幕から13連戦。3番手だと連戦の間だけで、中4日登板が2回ある。しかし、4番手なら、最初だけ中4日(9日のオリオールズ戦)となるものの、次は中5日となり、4月は余裕を持ってマウンドに上がれる。

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