オリ金子「14K」で必要性が疑問視されるプロ野球キャンプ

公開日: 更新日:

 オリックスの金子が3日の西武戦に先発し、2安打14奪三振で完封。今季初勝利を手にした。
「1年に1回くらいはこういうピッチングをしたいと思っていたけど、2試合目に出たんでこれから先が大変ですね」

 とお立ち台でファンを笑わせると、「14三振? 勝ったのでそれが何より」と話した。
 開幕戦こそ白星が付かなかったものの、それでも七回途中3失点と決して悪くはなかった。

 金子は2年続けて、キャンプでほとんど何もしていない。昨季はキャンプで腕を痛め、一度も実戦をしないまま開幕。それでも15勝8敗、防御率2.01の成績を残した。今季はその経験を踏まえて2月のブルペン入りはわずか6回と、あえて投げ込まず。開幕前の実戦も2試合だけだった。

 キャンプでいくら投げ込もうが、それが成績に直結するわけではない。評論家の権藤博氏も日刊ゲンダイ本紙の連載で「1日50球も投げれば、十分に肩は出来る。にもかかわらず、なぜ、投げ込みをするのか。ひとつはその投手の自己満足」とし、

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」