マンU敗退で奇しくも証明 香川の居場所はやはり「トップ下」

公開日: 更新日:

 欧州CL準々決勝第2レグで王者バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の地元に乗り込んだマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は、2列目左サイドに香川真司(25)を先発させた。

 前半は両チームとも膠着(こうちやく)状態。試合が動いのは後半13分だ。マンUのFWバレンシアが右サイドを崩し、相手ゴール前にクロスを入れた。こぼれ球に左SBエブラが左足を振り抜くと、強烈シュートがゴールネットに突き刺さった。このまま逃げ切れば準決勝進出。しかし、アウェーチームのサポーターたちが、夢見心地だったのは「2分にも満たない」時間だった。

 1分半後。バイエルンのFWマンジュキッチが得意のヘディングで同点ゴールを決めたのだ。

 誰の目にもガックリのマンU選手。流れは一気にバイエルンに傾き、後半23分にはMFミュラーが逆転弾を、31分にはFWロッベンがトドメの一発をブチ込んでマンUの息の根を止めた。

 マンUのモイーズ監督は、先制点からわずか2分後に失点したことを「学生レベルのミス」と悔やんだが、 この試合を解説した鈴木良平氏(ドイツサッカー協会公認S級指導者)は、モイーズにこう苦言を呈する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が招いた「対中損失」に終わり見えず…インバウンド消費1.8兆円減だけでは済まされない

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    「NHKから国民を守る党」崩壊秒読み…立花孝志党首は服役の公算大、斉藤副党首の唐突離党がダメ押し

  1. 6

    国民民主党でくすぶる「パワハラ問題」めぐり玉木雄一郎代表がブチ切れ! 定例会見での一部始終

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    男子バレー小川智大と熱愛報道のCocomi ハイキューファンから《オタクの最高峰》と羨望の眼差し

  4. 9

    長女Cocomiに熱愛発覚…父キムタクがさらに抱える2つの「ちょ、待てよ」リスク

  5. 10

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ