失点は序盤…スロースターター克服へマー君がすべきこと

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 これじゃ、デビュー戦と一緒じゃないか。毎回、同じ失敗を繰り返しているヤンキース・田中将大(25)のことだ。

 本拠地ヤンキースタジアムデビュー戦となった9日(日本時間10日)のオリオールズ戦は二回2死一、三塁から9番打者に甘く入ったスライダーを捉えられ、特大の3ランを許した。メジャーデビュー戦のブルージェイズ戦でも初回に一発を浴びており、これで2戦連続で序盤につまずいた。

 田中の立ち上がりの悪さは今に始まったわけではない。昨季まで所属した楽天時代も序盤に難があったし、CSや日本シリーズのリリーフ登板は不安定だった。

 日本ではコースが多少甘くても、致命傷にまで至るケースは少なかった。顔で抑えられたような部分もあったが、メジャーの打者は失投を見逃さない。甘いコースに投げれば、オリオールズ戦のように下位の打者にも痛打を浴びることになる。

■調子のいい球を早く見極める

 今後、確実に白星を手にするためには、初回から安定した投球が求められる。立ち上がりの悪さを解消するにはどうすべきなのか。JスポーツのMLB中継で解説を務める評論家の三井浩二氏がこう指摘する。

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