メッツ松坂“リリーフ開眼”も 首脳陣を悩ませる投げ込み癖

公開日: 更新日:

 急造リリーバーが抜群の安定感を見せている。メッツ松坂大輔(33)のことだ。
 29日のフィリーズ戦は5点リードの八回から2番手で登板し、1回を無失点。七回表の自軍の攻撃が早く終わったため「(ブルペンでの)準備が足りなくて嫌だなという気持ちがあった」と言いながらも、3番アトリーら主力を抑え込んだ。

 これで5戦連続無失点。結果は救援投手らしくなってきたが、十分過ぎる準備をしなければマウンドに上がれない、投げないと不安で仕方がない体質は相変わらずだ。
 メジャーの救援投手はベンチの指示を受けてからアップを始めるが、松坂は勝手に準備運動したり、ブルペン内でランニングを繰り返している。

 登板の前の投球練習は多くても20球までに制限されているものの、松坂は先発の時と同様に、40球近くを投げたがり、ブルペンコーチを困らせているという。
 25日のマーリンズ戦は24日の試合で1回を投げていたこともあり、強制的に休養を取らされた。

 本人に調整を任せると、オーバーワークになりかねないため、ワーセン投手コーチがキャッチボールすら禁止したほどだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  2. 2

    「時代に挑んだ男」加納典明(43)500人斬り伝説「いざ…という時に相手マネジャー乱入、窓から飛び降り逃走した」

  3. 3

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  4. 4

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  5. 5

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声

  1. 6

    沖縄尚学・末吉良丞の「直メジャー」実現へ米スカウトが虎視眈々…U18W杯きょう開幕

  2. 7

    世界陸上復活でも「やっぱりウザい」織田裕二と今田美桜スカスカコメントの絶妙バランス

  3. 8

    「24時間テレビ」大成功で日テレが背負った十字架…来年のチャリティーランナー人選が難航

  4. 9

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  5. 10

    日本ハム新庄監督は来季続投する?球団周辺から聞こえた「意味深」な声