日本のライバルも…ELを制したセビージャのW杯注目選手

公開日: 更新日:

 欧州各国リーグの強豪ばかりのCLと比べると中位チームも交じるELは、どうしても格下感が拭えない。しかし、日本時間15日早朝開始のセビリア(スペイン)とベンフィカ(ポルトガル)とのEL決勝は、ゴールこそ生まれなかったとはいえ、上質プレーてんこ盛りの好ゲームとなった。

 両チームにメッシもクリスティアーノ・ロナウドもいないが、高い技術レベルの選手たちがチームに忠誠を誓い、献身的に動き回った。0-0から延長に入ると足を痙攣(けいれん)させる選手が続出。それでも両チーム選手は最後までファイトし、最終的にはPK戦を4-2で制したセビリアが、通算3度目の戴冠(たいかん)を果たした。
 その優勝したセビリア選手の中にブラジルW杯のブレーク候補がいる。

■日本DF陣には驚異のFW

 まずはクロアチア代表のMFラキティッチだ。身長184センチ、体重75キロの恵まれたフィジカルから長短のパスを繰り出し、味方FWに秀逸なラストパスを供給する。代表ではレアル・マドリード所属のMFモドリッチとダブル・ゲームメーカーとして中盤に君臨。ブラジルW杯後、レアル入りも噂されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態