釜本邦茂氏がW杯日本代表「ストライカー陣」を徹底検証

公開日: 更新日:

日本代表攻撃陣に問題アリ

 サプライズ選出で一躍トキの人となった大久保をはじめ、ザッケローニ日本代表FW陣を不世出のストライカー釜本邦茂氏がシビアに検証する。

 W杯を前にしてケガが怖かったのか、AFCアジアチャンピオンズリーグでFCソウル戦にフル出場した大久保は、シュートにつながるような動きが少なかったね。

 サプライズ選出で日本代表の救世主扱いを受けている大久保は、ここにきて「1トップも十分に務まる」「スタメンで使うべし」といった論調が目立つようになった。

 が、そもそも彼は1トップのタイプではない。FWの背後でアグレッシブに動き回り、DFの裏をタイミング良く突いてシュートに持ち込んでいく。あくまで「2列目の選手」だ。かつては強烈シュートを決めようとして力が入り過ぎるところもあったが、最近はリラックスして打てるようになった。機を見てミドルシュートを放つようにもなったし、点取り屋としての熟成は進んでいるものの、不安はある。

 昨季Jリーグ得点王にして今季も8ゴールで日本人選手ランク首位と好調を維持しているが、それもこれも「チームメートのMF中村憲のお膳立て」があるからこそ。息の合ったパスの出し手が不在の日本代表でゴールを量産できるのか?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • サッカーのアクセスランキング

  1. 1

    三笘薫の不在は「メッシのいないアルゼンチン」 代表メンバー発表で涙の森保監督はW杯をどう戦うのか

  2. 2

    久保建英は13歳でU17入りも「『俺にボールをよこせ』と要求できるメンタリティーでした」(U17日本代表元監督・森山佳郎)

  3. 3

    板倉滉は「潤滑油」、三笘薫は「探求者」…少年時代から際立っていた2人の異能(川崎U12元監督・髙﨑康嗣)

  4. 4

    三笘薫は「もともとはパサー」 ドリブル突破を生み出す久保建英との共通点(川崎U12元監督・髙﨑康嗣)

  5. 5

    サッカー元代表DF秋田豊さん「ヘディングではほとんど勝てた」 3試合フル出場98年フランスW杯を振り返る

  1. 6

    久保建英、鈴木彩艶だけが「突出した才能」だったが…W杯候補の教え子たちの現在地(U17日本代表元監督・森山佳郎)

  2. 7

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  3. 8

    中村敬斗〈前編〉中1でやってきた中村は「ミスター貪欲」だった(三菱養和サッカースクール・生方修司)

  4. 9

    鈴木淳之介〈前編〉コロナ禍に大変貌「強豪校監督が『ジダンじゃん』と目を丸くした」(帝京大可児高監督・仲井正剛)

  5. 10

    W杯は米国お家芸のイベント地獄 さらにFIFAは"公式ルール"を自ら破る由々しき事態

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    「男なら…」ヤクルト1位・村上宗隆を育てた父親の教育観

  3. 3

    社民・福島瑞穂代表と高市首相が35年前に共感しあっていた仰天「濃厚セックス対談」の中身

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  1. 6

    小手先、その場しのぎではもう駄目だ 長期金利急上昇は市場から高市への「退場勧告」

  2. 7

    追い込まれた高市首相ついに補正予算編成表明も…後手後手のくせして無能無策の極み

  3. 8

    佐々木朗希“初物尽くし”2勝目のウラに心境の変化…ドジャース指揮官が「以前との違い」を明かす

  4. 9

    ソフトBモイネロの体たらくに小久保監督イラッ…なぜ“同条件”の巨人マルティネスと差がついた?

  5. 10

    株主82万人に拡大も…前澤友作氏「カブ&ピース」のビジネスモデルは法規制に大きく左右される