敵地の雨に祟られ…マー君メジャー初黒星、不敗神話も止まる

公開日: 更新日:

 ここまで順調に白星を伸ばしてきたルーキー右腕についに土がついた。ヤンキース田中将大(25)が20日(日本時間21日)のカブス戦に登板。6回を8安打4失点、1四球、7三振でメジャー初黒星(6勝)を喫した。楽天時代の昨季、24連勝をマークした田中に黒星がつくのは12年8月19日の西武戦以来のことだ。

■リズムも制球も乱し、6回8安打ワースト4失点

 この日の田中はシカゴ特有の気象条件にも足を引っ張られた。
 一、二回を無難に抑えて上がった三回だった。突然、降り始めた雨に投球リズムを狂わされたのだろう。変化球の制球も乱し、捕逸もあって1死三塁のピンチを背負う。1番ボニファシオには苦し紛れに投じたスプリットを中前にはじき返されて先制を許した。雨に濡れたマウンドは田中の投球フォームも乱し、見かねた投手コーチが球審に整備を要求したほどだった。

 五回は3者連続三振に仕留めたが、持ち直せない。六回は先頭のバルブブエナ、シアホルツに連打を浴びて無死一、三塁のピンチを招くと、味方の拙守にも足を引っ張られて2点の追加を許した。

 6回を投げ終えた時点で球数は88。田中に絶対的な信頼を寄せていたはずのジラルディ監督も、さすがに復調は難しいと判断したのだろう。ベンチで握手しながらルーキー右腕に降板を告げた。

 試合は田中の降板後もヤンキース救援陣が打たれ、1対6で敗れた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    阪神1位・森下翔太を英才教育 父親が明かす「マイホーム購入の判断も野球ありきでした」

  3. 3

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  4. 4

    ドジャース大谷翔平「サイ・ヤング賞&首位打者」同時授賞に現実味 4年連続5度目のMVPは既定路線

  5. 5

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  1. 6

    巨人橋上監督代行が坂本勇人に肩入れする事情…出場メンバーとオーダーに“唯一”口を出した

  2. 7

    阪神・森下翔太がファンから「態度悪い」と非難されるワケ…球宴中間投票セパ最多21万票なのになぜ

  3. 8

    「おい、オマエ、挨拶に来てねえよな!」納会の二次会でラーメンをすする牧田明久にお灸を据えた

  4. 9

    阪神藤川監督「オラつき」連発に対戦相手やファンから苦情の嵐《格好いいと思っているのかな》

  5. 10

    野村監督は事実上の“解任”だった 仮にCS突破で日本一になったとしても未来はなかった

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  2. 2

    阪神1位・森下翔太を英才教育 父親が明かす「マイホーム購入の判断も野球ありきでした」

  3. 3

    中傷動画疑惑めぐる高市首相「虚偽答弁」の“証拠”出た! 木下剛志秘書の「回答書」公開され万事休す

  4. 4

    阪神・森下翔太がファンから「態度悪い」と非難されるワケ…球宴中間投票セパ最多21万票なのになぜ

  5. 5

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  1. 6

    野村監督は事実上の“解任”だった 仮にCS突破で日本一になったとしても未来はなかった

  2. 7

    嵐活動終了で松本潤との「結婚待望論」再燃も…キッパリ否定の井上真央が送る“幸せシングルライフ”と結婚観

  3. 8

    「中傷動画」疑惑で高市首相またブチ切れ答弁連発し逃げ切り画策も…露呈した重大な“落とし穴”

  4. 9

    もはや誰が見ても一目瞭然 高市早苗はオツムも器も「首相失格」

  5. 10

    個人情報保護法“改悪”であなたの医療情報はAI開発にダダ漏れ デジタル大臣「氏名削除難しい」と詭弁で居直り