7勝1敗…ダルにめっぽう強いア軍ナインが明かした攻略法

公開日: 更新日:

「打てない球に手を出してアウトになるのを避ける」というのは通算19打数7安打の打率3割6分8厘、2本塁打とダルを得意にしているジョン・ジェイソ捕手だ。

「彼のようないい投手は早くマウンドから降ろすに限るから、球数を多く投げさせる。チェンジアップやカーブなど、彼が振らせようと意図して投げる球を僕たちは振らないよ」

 確かにダルはアスレチックス戦で異常に球数を費やしている。今季の2試合だけでも計9回3分の1で199球を投じた。1イニング当たり約22球もつぎ込んでいる計算だ。

 対戦打率3割8厘でクセ者として知られるエリック・ソガード二塁手は「彼の穴を見つけるようにしているんだ。初球にストライクのいい球が来る時もあるから、その時は打っていくよ」とニヤリ。

 通算4本塁打とカモにしているブランドン・モス外野手は、「何度も対戦して、何をしてくるのか、何を投げてくるのか想像しやすい。彼の失投がどのようにやって来るか分かってきている」と自信たっぷりに話した。
(取材協力=米国在住ライター・高木瑞穂)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性