六回途中KO 巨人・大竹に早くもローテ落ち危機

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 交流戦首位で2度目の優勝は目前の巨人。そんな中、FA右腕が後がない状況に追い込まれた。

 18日のオリックス戦に先発した大竹寛(31)が同点の六回、先頭打者に死球を与えたところで、原監督に交代を告げられた。
 球数はまだ79球。これからというところでの降板だった。チームの連勝は7でストップ。試合後の本人は「何も仕事ができずに交代になってしまって申し訳ない」とうなだれた。

 負けこそつかなかったものの、大竹は現在5勝3敗、防御率4.36。5月9日に5勝目を挙げて以来、1カ月以上も勝ち星から遠ざかっている。原監督は「大竹の降板の仕方が良くない? まあ、重箱の隅をつつくようなことを言ったらそうだけど」と右腕をやり玉に挙げることは避けたとはいえ、まるで若手のような交代劇が大竹への信頼度を表していた。

■沢村と入れ替え

 交流戦明けには主力級が続々と戻ってくる。左肩痛で二軍調整中の内海は2カード目の広島戦で一軍復帰予定。同じく右肩痛の沢村もすでに二軍戦で登板している。

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