ボクシング八重樫東 39戦全勝の挑戦者に「強すぎて困惑」

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 どっちが王者だかわかったもんじゃない。

 23日に発表されたWBCフライ級王者の八重樫東(31)と、同ライトフライ級王者の井上尚弥(21)が9月に行うダブル防衛戦。会見に臨んだ両者は意気込みを語ったものの、表情も言葉もまったくの正反対だった。

 ランキング15位のサマートレック・ゴーキャットジム(29)と対戦する井上は「相手に何もさせないボクシングを目指したい」と、自信満々。

 一方、八重樫は「最後まで悔いのないように戦いたい」と、まるで負け戦に臨むかのような弁だったが、それも無理はない。なにせ挑戦者はWBAでミニマム級、ライトフライ級の2階級を制したローマン・ゴンザレス(27)。39戦全勝33KOの実績を引っ提げ、3階級制覇に挑む。強すぎるあまり、前WBAライトフライ級王者の井岡もすったもんだの末、対戦を回避したほどだ。

「(相手が)強すぎて困惑している」とも話した八重樫。

 善戦すれば評価が上がると前向きに考えるしかない。

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