ソフトバンク内でささやかれる「次の監督は古田敦也」情報

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「DeNAがうらやましい。最下位なのに、中畑監督がいるだけでマスコミに取り上げてもらえるんだから」

 球団内ではこんな声も上がっている。

 交流戦優勝を逃し、もっかリーグ2位のソフトバンク。密かに注目が集まっているのが、今季限りで契約が切れる秋山監督(52)の去就だ。期待外れの4位に終わった昨オフは、激怒した孫オーナーの大号令でオフに30億円の大補強。11年に日本一を経験している孫オーナーにとって、リーグ優勝程度では物足りない。今季日本一を逃そうものなら秋山監督はクビになるともっぱらだ。

 球団内、特に営業関連の部署からは数年前から秋山監督交代論が出ていた。地味で無口とあってメディアへの露出も少ない。ソフトバンクがフランチャイズにする九州出身とはいえ、「男は黙って……」を地で行く熊本県出身の肥後もっこす。喜怒哀楽を顔に出すことを恥と思っている、頑固で古風なお国柄だ。派手でお祭り好きな福岡県民とは温度差がある。

 交流戦も「シーズンが大事だから」とあえて優勝にこだわらなかった指揮官の態度に、「優勝すれば話題になるのに」と歯噛みする職員も少なくなかったほどだ。

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