「マラカナンの悲劇」を回避 ブラジルにはまだツキがある

公開日: 更新日:

「ブラジルは優勝する力はある。ただ……若い選手たちは、W杯特有のプレッシャーに慣れなければならない」

 大会前、元ブラジル代表GKだったジウマールは、ネイマールたち中心選手にW杯の経験がないことを不安視していた。ブラジルは1次リーグを2勝1分けで勝ち抜いたものの、完全に試合を支配していたとは言えない。決勝トーナメント1回戦でチリを相手にPK戦までもつれ込むことは必然だったのかもしれない。PK戦終了後、涙を流すネイマールの姿はブラジルが追い込まれていたことを雄弁に物語っていた。

 次の相手はウルグアイを破ったコロンビア。現在得点王のハメス・ロドリゲスを擁し、かなり厄介な相手である。ただ、ブラジルの選手はウルグアイでなくて良かったと胸をなで下ろしているはずだ。

 南米の国々はブラジルとアルゼンチンという攻撃力のある国と伍(ご)するために一般的に守備が強い。中でもウルグアイは激しく、汚い。元ブラジル代表監督だったドゥンガは「ウルグアイの選手から股間をつかまれたり、針のようなものを隠し持って刺されたことがある」と教えてくれたことがある。相手の嫌がることをやり、集中力を削(そ)ぐのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • サッカーのアクセスランキング

  1. 1

    鎌田大地〈前編〉「坊主にして世界に行けるんですか」という男が丸刈りで現れた日(東山高監督・福重良一)

  2. 2

    森保ジャパンW杯1次リーグ「突破率100%」の吉兆データ! 三笘&遠藤不在の不安を一掃した“初出場組”の大奮闘

  3. 3

    あのファンダイクに競り勝った! 小川航基→鎌田大地の土壇場弾で森保JがW杯初戦オランダと執念ドロー

  4. 4

    塩貝健人〈後編〉偶然なのか、意図的なのか…意見が分かれる代表デビュー戦の決勝アシストを解剖(國學院久我山高サッカー部監督・李済華)

  5. 5

    鎌田大地〈後編〉「主軸というより潤滑油であり、リンクマン。いないと日本代表のボールが回らない」(東山高監督・福重良一)

  1. 6

    日本初戦の相手・強豪オランダに“不気味な隠し玉”…代表歴0試合でW杯メンバー入りした超速男の正体【日本時間15日(月)朝5時キックオフ】

  2. 7

    遠藤航「W杯欠場」の可能性浮上…森保監督が代表引退したはずの吉田麻也を呼び寄せた深謀遠慮

  3. 8

    本田圭佑の“手術痕”は…気になる「バセドー病」の症状と術後

  4. 9

    塩貝健人〈前編〉主要5教科は「オール5」も成績評価は“4.9”…慶大FWの強みと意外な弱点(國學院久我山高サッカー部監督・李済華)

  5. 10

    日本を救った森保ジャパン小川航基 「帰れ」と言われて本当に帰ったエゴイストな高校時代

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  2. 2

    皇室典範改正のタイミングで…愛子さまに「海外留学」説が浮上

  3. 3

    渋野日向子に「全米女子プロ」逆転出場の道…勝みなみと3年連続タッグでツアー唯一のダブルス戦V狙う

  4. 4

    不倫と嘘が止まらない高市内閣の人格と運命…エロ文科相が「道徳心」を説くお笑い

  5. 5

    キオクシア株は「高値の花」…2期連続過去最高決算で時価総額40兆円も、個人投資家比率わずか5%

  1. 6

    森香澄はピアニストを夢見て練習に打ち込むも、1浪して東京女子大現代教養学部へ…高校は都立新宿

  2. 7

    男性シニアの再就職は元公務員でもこんなに難しい 中高年がハマりやすい「リスキリング」の落とし穴

  3. 8

    森香澄には「あざとかわいい」にとどまらない「主役体質」の素質アリ

  4. 9

    高市事務所が選挙ネット戦略で手だれに接近のナゼ…中傷動画作成・拡散のキーマン松井健氏の“意外な実績”

  5. 10

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント