ネイマール不発ドロー ブラジルが露呈したCFの決定力不足

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 大本命のブラジル代表が、“格下”メキシコ代表相手にまさかのスコアレスドローに終わった。

 決定機は何度もあった。前半26分、SBアウベス(31)からの右クロスにFWネイマール(22)がドンピシャのタイミングでヘディングしたが、横っ跳びしたGKオチョア(28)に右手1本で阻まれた。

 後半24分に左クロスからネイマールが放った左足ボレーもオチョアに体ではじき出され、後半41分、左クロスからDFチアゴシウバ(29)が合わせた強烈ヘッドもオチョアがブロック。0―0の引き分けに終わった。

 相手GKに神懸かりセーブを連発されたとはいえ、この日のブラジル代表には、期待されているような圧倒的な強さは感じられなかった。後半はメキシコ代表にゴール前のスペースを使われて攻め込まれる展開が続き、危険なミドルシュートを何本も浴びた。

■ネイマールが決めないと得点力が大幅ダウン

 クロアチア代表に先制を許した初戦もそうだが、不安定な試合が続いているブラジル代表は優勝に手が届くのか。現地で取材中の「フットボールライフ・ゼロ」編集長の中山淳氏は言う。

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