激戦オランダvsメキシコを台無しにしたNHKの“迷解説”

公開日: 更新日:

 この試合の解説担当は山野孝義氏(59)。大阪出身の元サッカー選手で、全国高校サッカー優勝、ヤンマーで日本代表にも選出(Aマッチ2試合)されている。

「山野さんはNHKのJリーグ中継でガンバ大阪やセレッソ大阪などの試合を担当しており、興奮しないで関西弁で淡々と解説することで知られています。選手のプレーを絶対にけなさない、選手寄りの優しい解説者として有名ですが、それにしても山野さんのW杯解説は勉強不足。具体的な情報が何もなかった。不満を感じた視聴者は多かったでしょう」(放送を観ていたサッカーライター)

 後半7分のオランダFK場面では、「ここはスナイデルの右足か、ロッベンの左足ですよ」。同39分にはオフサイドだったが、メキシコGKオチョアが至近距離からのシュートに対して、ただ両手を広げ、ボールがたまたま当たっただけなのに、「さすがナイスキーパー。自然に反応しています」だって。これって解説じゃないだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」