オランダ劇的勝利 8強たぐり寄せた“伝統無視”の戦術変更

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 10年南アW杯で準優勝のオランダ代表が、決勝トーナメント1回戦でメキシコ代表を2―1で撃破。見事な逆転劇でベスト8に進出した。

 大会直前にチームのシステムを伝統の攻撃的布陣「4(DF)―3(MF)―3(FW)」から守備的な「5―3―2」に変更。1次リーグは攻守のバランスがとれ、10得点3連勝で1位通過したが、この日は2トップのファンペルシー(30)とロッベン(30)が封じられ、後半3分にメキシコに先制点を奪われる。

 するとファンハール監督は、同11分にDFに代えてFWを投入。システムを「4―3―3」に変えた。さらに31分に投入した身長186センチのFWフンテラール(30)、両SBをこなしていた184センチのFWカイト(33)を前線に上げて“4トップ”によるパワープレーを繰り返した。

 43分、右CKからフンテラールが頭で落とし、走り込んだMFスナイデル(30)が豪快に蹴り込んで同点。ロスタイムには、ロッベンがエリア内で倒されてPKを獲得。これをフンテラールが決めて逆転勝利をもぎ取った。

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