球宴ネット裏で密かに進行…Rソックス上原のトレード話
真夏の祭典には各球団のGMや幹部クラスも集結する。球場であからさまにトレード話を交わすわけではないだろうが、各球団とも移籍市場の情報を収集しようと、アンテナを張っている。放出可能な選手の情報が入れば、各球団のGM同士が携帯電話でこっそりと連絡を取り合うことになる。
ア・リーグの指揮を執るレッドソックス・ファレル監督は上原について「実績のある有能なクローザーのひとり」と話し、球宴の守護神に起用するとほのめかしていた。
この日、打者1人をピシャリと抑えた投球に、試合後、レッドソックス・チェリントンGMの携帯電話は鳴りっぱなしだったに違いない。