「スター扱い」好まぬ日ハム斎藤佑の復活邪魔するテレビ局

公開日: 更新日:

 見るも無残な内容だった――。日本ハム・斎藤が14日のロッテ戦に先発。前回登板(7月31日、ロッテ戦)に次ぐ今季2勝目を狙ったが、初回に2安打2四球で3点を先制される苦しい展開に。結局、3回もたず5安打5失点でKOされた。

「変化球の抜け球も多くて、ピッチングにならなかった。立ち上がりのフォアボールが何よりも悔やまれます。中継ぎ陣に負担をかけて申し訳ない気持ちです」とは、降板後の本人だ。

 約2年ぶりの復活勝利を挙げた前回登板後のお立ち台では、「これから僕の第2の野球人生が始まります」と高らかに宣言したものの、これが「第2の野球人生」のスタートとは情けない限りだ。

■球場で見つけるやカメラの前に引っ張り出そうと…

 ぶざまな投球をするのは、本人に責任がある。しかし、一時期に比べれば投球内容は上向き。復活に近づいているのも事実だ。

 そんな斎藤の足をこれでもかと引っ張っているのが実はテレビ局だという見方がある。かつて甲子園を沸かせた「ハンカチ王子」も、今は一軍生き残りに必死な一投手に過ぎない。本人もこの点は重々承知で、以前のように「スター扱い」を好まない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

  2. 2
    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

  3. 3
    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

  1. 6
    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7
    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

  3. 8
    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

  4. 9
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  5. 10
    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮

    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮