またもゴメスに…「助っ人恐怖症」巨人に襲いかかる天敵たち

公開日: 更新日:

 巨人阪神の4番にやられた。

 27日の阪神戦で幸先良く3点を先制したものの、4番手の山口が六回にゴメスに適時打を浴びて1点差。延長十回に今度は抑えのマシソンが、またもゴメスに2試合連続となる左越えの特大2ランを浴び、2位阪神にゲーム差を再び1.5に戻された。

 それにしても、ゴメスに打たれる。この日は2安打1本塁打で、巨人戦の打率は.324、6本塁打。頼みの山口、マシソンが餌食にあって、原監督は「うちのスタイルで今日は戦ったわけだから」と平静を装ったものの、実は今季の巨人、他の助っ人にもやられ放題なのだ。

 打者で見ると、広島のエルドレッドは打率.321で6本塁打。ロサリオにも.414と打ちまくられている。DeNAではブランコが.407、バルディリスが.327。ヤクルトのバレンティンには.377、7本塁打と外国人選手に気前よく打率や本塁打を稼がせている。

 助っ人投手にも同様だ。先発では前日も抑えられた阪神メッセンジャーに0勝4敗、防御率1.94。広島のバリントンに0勝1敗。中日のカブレラには5勝中2勝を献上。1週間前の20日にはヤクルトのナーブソンから七回まで無安打。あわやノーヒットノーランの大惨事こそ食い止めたが、白星を献上した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」