先発陣“火の車”で囁かれる巨人投手コーチ陣の「配置転換」

公開日: 更新日:

 実際、二軍には先発もリリーフもこなす福田や首脳陣が成長株と期待する今村、阿南も先発で経験を積んでいる。他球団に比べたらコマはいて、要は使い方に問題があるというわけだ。

 2日の広島戦ではこんなことがあった。試合途中に、それまで投手の交代時にマウンドへ足を運んでいた川口コーチがブルペン担当となり、斎藤投手コーチが代わりを務めた。調子の上がらないリリーフの山口の状態を確認するため、同じ左腕の川口コーチが暫定的にブルペンに回ったのが真相だったが、ネット裏は「すわ、配置転換か」と騒然となった。川口コーチと選手の関係から、かねて「来季は二軍の尾花コーチが一軍に昇格するんじゃないか」とウワサされていたからだ。

 投手がいないのなら、そんなときこそコーチの腕の見せどころ。川口コーチは久保の代わりの先発について、「まだ決まってない。これから考える」と硬い表情だったが、9連戦をどう乗り切るか、結果次第ではウワサが現実になるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑