試合形式の紅白戦でマー君納得の65球 復帰戦は22日濃厚

公開日: 更新日:

 ルーキー右腕のメジャー復帰が秒読みに入った。

 右肘靱帯の部分断裂で故障者リスト(DL)入りしているヤンキース田中将大(25)が15日(日本時間16日)、フロリダ州タンパでマイナーの紅白戦に登板。相手投手を置かず、イニング間に休憩を挟む変則ゲームで5回65球を投げ6安打無失点。4個の三振を奪った。最速は92マイル(約148キロ)で、順調な回復ぶりをアピールした。

 ジラルディ監督、ロスチャイルド投手コーチの他、球団副会長であるジェニファー・スタインブレナー・スウィンドル氏が見守る中、マウンドに上がった田中。先頭打者に甘く入った速球を左前に運ばれたが、2番打者を低めの球で引っ掛けさせて併殺に打ち取る。変化球も試し、二回には武器であるスプリットで空振り三振を奪った。「強度を上げてみようと少し力んだ」という五回は力のあるストレートでねじ伏せ、3者凡退に仕留めた。

■「復帰は近づいてきていると感じている」

 7月8日のインディアンス戦以来の実戦マウンドを踏んだ田中は「僕の中では復帰は近づいてきていると感じる。徐々にいい状態になってきている」と納得した表情を見せた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち