黒田が今オフ広島復帰 ヤンキースが再契約を見送る方針

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 19日(日本時間20日)のブルージェイズ戦に先発、7回途中3失点で3試合ぶりの白星となる今季11勝目を挙げたヤンキース黒田博樹(39)が、今オフの去就に関して、親しい関係者にこう話したという。。

「ボロボロになる前に戻ろうと思っている。そろそろ考えないといけないかな」

 もちろん「戻る」場所は広島だ。

 今季は右膝手術のエース左腕サバシア、右肘靭帯部分断裂の田中ら開幕時の先発投手4人が離脱する中、ただひとりローテーションを守った。ここまで30試合に登板し、10勝9敗、防御率3.81。日本人投手では初めて5年連続2ケタ勝利を達成した。

 すでにヤンキースは地区優勝を逃し、ポストシーズン進出は絶望的だが、黒田の貢献度は絶大だ。しかし、だからといって来季もピンストライプのユニホームに袖を通せるとは限らない。

 黒田はヤンキースと年約17億3000万円の1年契約。NY紙の米国人記者に言わせると、「ヤンキースはメジャーの中でも年齢にシビアなチーム。来年2月で40歳になるクロダとの再契約には慎重になっている。ここ2年、シーズン終盤になると調子を崩して試合をつくれないケースが目立つのもマイナス材料」だそうだ。

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