日本人女子がアン・ソンジュに「勝てない理由」をプロが指摘

公開日: 更新日:

 日本の女子プロは7番アイアンをフルショットして150ヤードはきっちり打てるが、アンは状況に応じてピンの上(155ヤード)でも下(145ヤード)でもヘッドスピードを自在にコントロールして打ち分けることができるという。

「日本人プロはそういう技術を持っていません。2週連続優勝が評価されるのは、体力もそうですがショットの安定感やコースマネジメントが優れているからです。それにアンは、獲得賞金で独走しているから、精神的にも余裕がある。手堅くプレーすれば、勝負を仕掛けなくても相手が無理をしてミスしてくれる。それがプレーオフで見事にはまりました」(前出の田原氏)

 プレーオフは横峯が2打目をグリーン奥に外してアプローチも失敗。菊地はティーショットを左ラフに曲げて2打目はグリーン手前バンカーの壁にピタリだから4オンがやっと。アンの“3000㏄ゴルフ”を相手に最後になって自滅した格好だ。最終日にパープレーで勝利が転がり込んだアンには目下怖いものなしだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋