辣腕スカウトが密着…巨人・坂本をヤンキースが狙っている

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「日本人で魅力を感じる選手? サカモトだね」

 3年前の話だ。神宮球場でヤクルト巨人戦を視察していたメジャーのスカウトが、遊撃を守る巨人の坂本勇人(25)の動きを目で追いながらこう語ったことがある。

「彼がレギュラーを獲得した頃からずっと関心を持って見ているんだ。とてもセンスがいい。スイングのスピード、技術がある。守備もダイナミックだし、足もある。肩も悪くない。メジャーの選手に近いタイプの選手。試合に出続けるタフさもある。このまま順調に成長していけば、メジャーの遊撃手として十分にやれると思っているよ」

 今季も「東京ジャイアンツはポスティングを認めていないが、16年に海外FA権を取得したとしてもまだ27歳と若いことは大きな魅力だ。同じ遊撃手の阪神の鳥谷よりもポテンシャルは高い」と話していた。

 このスカウトは順調にキャリアを重ね、今やヤンキースで辣腕を振るっている。昨オフの入札制度による田中将大の獲得にもかかわっているとみられている。

ゴジラ松井氏も「穴がない」と高評価

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