辣腕スカウトが密着…巨人・坂本をヤンキースが狙っている

公開日: 更新日:

 これまでも坂本はメジャーで一定の評価を得ていた。2013年WBCの決勝ラウンドで渡米した際には、米メディアが「守備はメジャーリーガーに劣らない」と報道。今回の日米野球では、メジャー挑戦の意向を表明している前田(広島)、金子(オリックス)に注目が集まる中、米メディアのひとりはこう言った。

「過去に何人もの選手が苦労したこともあり、日本人内野手の評価は決して高くはない。ただ、坂本については走攻守を含めた総合力が高い選手だといわれている。坂本が海外FA権を獲得する再来年、メジャー挑戦を決断した場合、手を挙げる球団はあるだろう。ヤンキース?ジーターが引退し、今はアレクセイ・ラミレス(ホワイトソックス)の獲得に乗り出しているとの話もあるが、再来年もレギュラーを固定できなければ、チャンスがあるかもしれない」

 今春キャンプでは臨時コーチを務めた松井秀喜氏が坂本相手に打撃投手をし、「素晴らしいと思う。練習で穴を見つけるのは難しい。振り切る力があり、どこに投げてもバットの芯で捉える。(内角は)うまく腕をたたんで打つ」と、評価したのは記憶に新しい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  3. 3

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  1. 6

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 9

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 2

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  3. 3

    渡辺謙63歳で「ケイダッシュ」退社→独り立ちの背景と21歳年下女性との再々婚

  4. 4

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  5. 5

    悠仁さま「友人とガスト」でリア充の一方…警備の心配とお妃候補との出会いへのプレッシャー

  1. 6

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  2. 7

    大阪万博は鉄道もバスも激混みでウンザリ…会場の夢洲から安治川口駅まで、8キロを歩いてみた

  3. 8

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  4. 9

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  5. 10

    米価高騰「流通悪玉論」は真っ赤なウソだった! コメ不足を招いた農水省“見込み違い”の大罪