粘り強い年下スピースと優勝争い 首位・松山にかかる重圧

公開日: 更新日:

 松山もスピースの実力を知っているだけに、付かず離れずの展開にイライラして、5番、13番とショットを曲げるとドライバーを地面にたたきつけるなど、マナーが悪かった。淡々と冷静にプレーしたスピースとは好対照だ。

 田原紘プロが、週末2日間の戦いをこう予想する。

「お互いに手の内を知っていると思いますが、松山はツボにはまると、日本人離れした爆発力を発揮する。一方、スピースはプレーが丁寧で、外国人とは思えないうまさを持っている。粘り強く、決して大崩れしないのが強みです。松山にしてみれば、初めて日本に来てすぐに優勝をさらわれたら、プライドが許さない。同じ舞台で戦っているライバルが2位につけたことで、負けられない思いがさらに強くなったはずです」

 ショットを曲げてドライバーに当たり散らしている松山はどうやら、ヒタヒタと迫るスピースに恐怖を感じてビビっているのかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層