レスターに弾き出され…カブス和田が移籍市場の主役に浮上

公開日: 更新日:

 ベテラン左腕の周囲が騒がしくなりそうだ。カブス・和田毅(33)の動向に他球団の注目が集まっているからだ。

 カブスは10日(日本時間11日)、アスレチックスからFAになっていた左腕のジョン・レスター(30)と合意したと発表。複数の米メディアによれば、6年総額1億5500万ドル(約186億円)の超大型契約だ。

 FA市場の目玉左腕の加入でカブスの先発ローテーション5人が確定。11月に1年400万ドル(約4億8000万円)で再契約した和田はレスターにはじき出される形となった。来季はセットアッパーとして起用される可能性はあるものの、今季、左肘手術から復帰してメジャーで通用することを証明した(4勝4敗、防御率3.25)和田を他球団が指をくわえて見ているはずがない。

 カブスが和田のトレードに動けば、争奪戦が展開されるのは必至。左の先発にしては年俸が格安なこともあり、ローテーションの4、5番手には最適だからだ。

 制球力があり、大崩れしにくいタイプの和田はソフトバンク時代から、メジャー各球団のGMから高く評価されてきた。「日本のナンバーワン左腕」の位置付けは不動で、和田を補強リストに掲載した球団は少なくなかったそうだ。

 和田は、どのチームでスモーキー投法を披露するのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩