マーク金井クラブアナリスト、クラブ設計家
１９５８年、大阪府出身。ハンデ３。ゴルフ雑誌の編集記者からフリーに転身。０５年にアナライズを設立し、自社スタジオでゴルフクラブの計測、試打を専門的に始める。同時にメーカーが作れなかった、アマチュアを救うクラブを設計し販売も手がける。執筆活動も積極に行い、新聞、雑誌、インターネットで連載を多数抱え、著作物も定期的に発刊。近著では、「今より３０ヤード飛ぶクラブを選ぶための３６の法則」（実業之日本社）、「一生役立つゴルフゴルフ超上達法」（マイナビ出版）がある。現在、新刊書も数冊手がけている。
ヒザ立ち打ちで両手位置関係の良し悪しを見極める
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ハンガー素振りの次におすすめしたいのが「ヒザ立ち打ち」。ショートアイアンを手にしたら、イラストで示しているようにヒザ立ちし、それでボールを打ってみてほしい。
ヒザ立ちになると、ヘッドを入れていけるゾーンが極端に狭くなる。ダウンで「左手が上、右手が下」になるとクラブは正しい軌道から外れて、ボールの１０センチ以上手前を叩く。
ゴルフにつきものの、「イメージと現実のズレ」がどれだけあるのかを、簡単かつ正確にチェックすることができるのだ。
ダウンで「右手が上、左手が下」になっていれば、ヒザ立ちでもボールをうまくとらえられる。普通にボールを打つよりも、ヒザ立ち打ちをした方が、スイングの良し悪しを正確に見極められるのだ。
ヒザ立ち打ちは、簡単そうに見えて実は非常に難しい。これがちゃんと打てると、普通にスイングした時も見違えるようにスイングが安定し、ナイスショットが打てる確率もグンと上がるのだ。
（ゴルフライター・マーク金井）
