大谷翔平vs藤浪晋太郎 吉井理人氏があげる「3年目の課題」

公開日: 更新日:

「課題は14年以上に体力をつけ、エンジンを大きくすることでしょう」と吉井氏がこう言った。

「藤浪はフォームが独特です。左足を本塁でなく三塁方向に踏み出すインステップで投げる。このフォームは体にパワーが必要です。左打者のふところに食い込むボールは武器になる半面、パワーがないと内角を狙った球がシュート回転して真ん中に入ってしまう。これを避けるために14年シーズン序盤はインステップをやめていたようですけど、後半戦は体力がついてきたのかインステップで投げていた。15年は失投を減らすためにも、これまで以上に体力をつけた方がいい」

 そしてこう続ける。

「コントロールはそもそも藤浪の方が良い。大谷は圧倒的なパワーがあるので、制球ミスをしても補えるケースもありますけど、藤浪に体力がつけば制球もいま以上に良くなる。15年シーズンで大谷に追い付く可能性もあります」

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