大谷翔平vs藤浪晋太郎 吉井理人氏があげる「3年目の課題」

公開日: 更新日:

「課題は14年以上に体力をつけ、エンジンを大きくすることでしょう」と吉井氏がこう言った。

「藤浪はフォームが独特です。左足を本塁でなく三塁方向に踏み出すインステップで投げる。このフォームは体にパワーが必要です。左打者のふところに食い込むボールは武器になる半面、パワーがないと内角を狙った球がシュート回転して真ん中に入ってしまう。これを避けるために14年シーズン序盤はインステップをやめていたようですけど、後半戦は体力がついてきたのかインステップで投げていた。15年は失投を減らすためにも、これまで以上に体力をつけた方がいい」

 そしてこう続ける。

「コントロールはそもそも藤浪の方が良い。大谷は圧倒的なパワーがあるので、制球ミスをしても補えるケースもありますけど、藤浪に体力がつけば制球もいま以上に良くなる。15年シーズンで大谷に追い付く可能性もあります」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"