交渉難航の原因? ロイヤルズFA青木がこだわる「3年契約」

公開日: 更新日:

 意外にも所属先が決まらないのが、青木宣親(33=ロイヤルズからFA)だ。

 昨季は主に2番を打ち、打率.285、63得点、17盗塁。クリーンアップへのつなぎ役も果たした。弱小球団だったロイヤルズの29年ぶりのワールドシリーズ進出に貢献した。

 青木をめぐっては当初、再契約を検討したロイヤルズも含めて、レッズ、マリナーズ、オリオールズら複数の球団の名前が挙がっていた。中でも外野手が手薄なレッズは左翼のレギュラー候補としてリストアップ。最も熱心とみられていたが、強打の外野手を獲得したため、早々と撤退した。

 複数の米メディアによれば、現時点で青木に関心を寄せているのはブルージェイズ、オリオールズ、ジャイアンツの3球団。メジャーで依然として需要はあるものの、交渉が進展しないのは、青木の希望に合致したオファーがないからだという。

 青木は移籍先としてプレーオフ進出の可能性のあるチームを優先したいと明かした。昨季のワールドシリーズ覇者ジャイアンツ、ア・リーグを制したオリオールズは今季もポストシーズン進出の可能性があるだけに、青木にとっては願ったりかなったりも、ネックになっているのは契約の中身だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後