楽天・安楽に新人研修会で“一本”取られた巨人・岡本の意地

公開日: 更新日:

「安楽は安楽なんで」

 少し不機嫌そうにこう言ったのは、巨人ドラフト1位の岡本和真(智弁学園)。

 13日の新人研修会で行われた「話し方、インタビューへの対応」講座で、ともに壇上に立った同じ高卒ドラ1の楽天安楽智大(済美)に、早くもライバル心をメラメラと燃やしたのだ。

 岡本は野手として、安楽は投手として、ともに「高校ナンバーワン」と評されていたが、模擬インタビューの採点結果は対照的だった。講師役の深澤弘氏(元ニッポン放送アナウンサー)は、スラスラと受け答えをする安楽を「ちょっと話すスピードが速いけれど、98点だね」と絶賛。聞き取りづらさが垣間見えた岡本には、「もうちょっとハッキリ話そう。もっと自分の言葉で」とアドバイスをおくった。

 講義後の深澤氏は安楽について「マー君(田中将大)も同じことをやったが、内容は遜色ない。奇麗すぎるくらい。音が出ているし声質もいい」と改めて評価。一方の岡本については「ちょっと言葉のキレが悪かった」と辛口だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然