環境は申し分なし…青木は「ジ軍入り」で大正解 これだけの理由

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「いいチームに入ったんじゃないでしょうか」

 米西海岸の代理人関係者がこう言った。年俸400万ドル(約4億7000万円)で昨年のワールドシリーズを制したジャイアンツへの入団が決まった青木宣親(33)のことだ。

 ジャイアンツはここ5年で3回、ワールドチャンピオンに。青木の希望する「世界一を狙えるチーム」であることはもちろん、周囲の環境も本人にとって申し分ないからだ。

 青木のポジションは左翼で、打順は2番か、8番が濃厚だ。

 右翼手のペンス(31)は打線の中軸を打つスラッガー。中堅手のパガン(33)は昨季、3割をマークした1番打者。外野手2人は確定で、ライバルと呼べるのは昨年146試合に出場して打率2割6分のブランコ(31)ひとり。3年連続で打率2割8分、出塁率3割5分前後をマークした青木の敵ではないうえ、サビーンGMはベテラン重視。レギュラーを決めて戦うスタイルを好む。ゲーム終盤になると決まって代走や守備固めを送られた昨年のロイヤルズ時代と違って、青木は地に足を着けてプレーできる。

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