釜本氏もUAE戦酷評「精度とレベルを上げるは聞き飽きた」

公開日: 更新日:

 UAE戦で何度かあった得点機にシュートを外し、そのたびに香川は苦渋の表情を浮かべ、どんどん「自分で自分を追い詰めていった」感があった。あの時にオレが決めていれば……と思うほどにプレッシャーが足かせとなり、余裕を持ってPKに臨む精神状態にはなかったように思えた。

 ボールは左ポストを直撃。香川は正座するような格好からピッチに突っ伏してしまった。

 日本代表で本領を発揮できないでいる香川が、今回のPKミスで精神的に落ち込み、ドルトムントでのパフォーマンスが落ちないことを願う。

 もちろん今回の日本の敗戦は、本田と香川だけの責任ではない。前半18分のFW乾のヘディングシュート。後半7分、8分のFW武藤の連続シュート。23分のFW豊田のヘディングシュートなど絶好の決定機をことごとく外してしまった。日本はUAEの10倍以上のシュート35本も放ちながら得点はわずか1点のみ。PK戦になること自体、大いに反省しなければならない。

 試合後のインタビューでDF長友が「ブラジルW杯で勝てず、アジアでベスト8止まり。これがボクたちの実力です」とコメント。続けて「(さらに強くなるには)一人一人のプレーの精度とレベルを上げていくしかない」と話した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち