松山英樹またも1打差惜敗 「勝負のバック9」でなぜ“失速”

公開日: 更新日:

 アリゾナ州TPCスコッツデールで開催された米国男子ツアー「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」。米ツアー2勝目に向けトップと3打差2位タイの好位置から発進した松山英樹(22)は、またしても1打差で勝てなかった。

 アウトはギャラリーが驚くほどの勢いがあった。出だし1番パー4は残り129ヤードの2打目を直接カップに放り込んでイーグル発進。その後は3番3メートル、5番4メートルとバーディーチャンスをことごとく決めて、首位のM・レアードを捕らえて14アンダーで並んだ。

 だが、ここから首位2人がパーセーブというこう着状態が続いた。松山は9番パー4で4メートルのチャンスを決められずレアードを突き放すことが出来ない。折り返して13番パー5に見せ場がようやく巡ってきた。

 ドライバーは左に曲げてラフだったが311ヤードのビッグドライブ。2打目はウッドでグリーンをオーバーするも、奥からのアプローチがさえてピンそば1メートルにピタリ。ここでようやくバーディーパットを入れ通算15アンダーとして、ついに単独トップに躍り出た。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ