連日雄叫びのソフトバンク松田 熱くなるほど心配な骨折癖

公開日: 更新日:

 ソフトバンクが掲げた今季スローガン「熱男」(アツオ)。渋谷あたりをうろつく若者が考えたような軽いフレーズだが、その通りに熱気を発しているのが選手会長の松田宣浩(31)だ。

 キャンプ地である生目の社運動公園では、松田の「おりゃあ!」という雄叫びを聞かない日はないほど。2年連続日本一に向けて、気合は十分なのだろう。

 しかし、気合が入れば入るほど心配になってくるのがケガだ。なにせ、球界では「松田といえば骨折、骨折といえば松田」と言われるほど、アクシデントに見舞われる選手。09年に右手甲と右手首を骨折すると、10年左手首、12年右手薬指、昨季は右手人さし指の骨を折っている。いずれも死球やノック中の打球直撃など、グラウンド内での不運なケースばかりだ。

 一軍に定着して7年で5回も骨を折る選手なんて、そうそういない。ケガのなかった11年、13年は144試合にフルイニング出場しただけに、なおさらもったいない。

 熱くなるのは結構だが、カルシウムを取るのも忘れずに――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず