2・20がヤマ ポスト・アギーレに浮上する“南米出身者”

公開日: 更新日:

 アギーレ後任監督問題は、各スポーツメディアとも「次期監督の選定を一任されている霜田技術委員長の尻尾が、なかなか掴めないでイライラしている」(マスコミ関係者)。欧州で実績があり、代表監督経験者を中心に「当たればめっけモノ……と手当たり次第に名前を挙げている」(前出の関係者)状況である。

 次期監督の名前とともに気になるのは「新監督はいつ決まるか?」だ。スポーツメディアは「3月27、31日の親善試合は代行監督で十分。じっくりと選び、6月からの18年ロシアW杯予選に間に合えばいいじゃないか」という論調が多い。

 しかし、技術委員会は「2月20日までをメドに新監督と基本合意に達したい」「速やかに契約を交わしてビザを取得。3月7日開幕のJリーグを一試合でも多く視察してもらい、月末の親善試合に臨んで欲しいと考えている」ともっぱら。

「まだ日程は決まっていないのですが、6月から来年3月までの間にW杯予選を何試合もこなさないといけない。3月27、31日の試合も大事な強化の一環と位置付け、新監督に采配を振ってもらうのが大前提。そのためにもJリーグを多く視察して日本サッカーの知識を増やして欲しい――というのが技術委員会の基本スタンスです。もちろん拙速は厳に慎むべきですが、個人的にも2月中の契約を目指してもらいたいと思います」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑