不振でツアー離脱のウッズ 「限界説」でも引退できない理由

公開日: 更新日:

 米ゴルフ事情に詳しいゴルフライターの吉川英三郎氏がこう言う。

「ゴルフ競技から離れることはできないでしょう。離婚した前妻への慰謝料が5億~7億5000万ドル(約600億~900億円)ともいわれ、まだまだ稼がないといけません。9年前に立ち上げたゴルフ場設計会社もリーマン・ショックやドバイ・ショックでうまくいっておらず、今年になってようやく1コースが完成しただけです。6年前のスキャンダルで大手スポンサーに相次いで契約を打ち切られ、残っている大手はナイキぐらい。そのナイキにしても、ウッズに試合に出てもらわないことにはスポンサードするウマミがありません。別れた女房にカネを払い続けるには、ツアーに復帰して活躍しなければナイキにも逃げられてしまうでしょう」

 大金稼いだウッズだが、簡単にはツアーを引退できないようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった