受験者まで激減 PL学園は「野球部廃部」どころか「廃校危機」

公開日: 更新日:

「PLは野球に限らず、剣道等も全国屈指の強豪だが、この状況が続けば、来年もますます生徒が離れていくのは必至。いったん募集をやめてしまえば、いずれ募集を再開したとしても生徒は集まらない。部の存続はもちろん、廃校に追い込まれかねない」

 と、前出のOBは危機感を募らせている。

「PLは学校事業をやめて、教団一本でやっていきたいのではないか」

 こう指摘するのは、前出のマスコミ関係者。

「PLの教団信者は全盛期には公称で250万人を超えたのが、平成23年末時点で94万人(宗教年鑑)と大きく減った。信者が減れば寄付金も減る。日本一といわれるPLの花火大会も、『ナイアガラの滝』がなくなるなど、年々規模が縮小しているように、学校経営も厳しくなってきているとみられている。PLの周辺では、『学校を廃校にして、その土地を売却しようと考えているのではないか』という話すら、漏れ伝わってくるほどです」

 野球部の廃部どころか、学校そのものが消滅する可能性があるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは