大谷への負担増懸念 日ハム投手コーチが先発争いの停滞嘆く

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 自身の投球については何の心配もいらない。

 24日の紅白戦で大谷翔平(20)が先発。4回を4安打に抑え、失点は中田、新外国人のハーミッダのソロ2本のみ。低めと両サイドにズバズバ投げ込み、毎回の9三振を奪った。

 すでに開幕投手が決まっている大谷は「今までの試合の中では良かった方。全体的なバランス、クイックも良かった。(球数が68球だったので)1、2球で終われる打席があればよかったですね」と、涼しい顔。高卒3年目にして、すでにエースの貫禄十分だ。

 それに比べて情けないのは他の先発陣。開幕が決まっているのは大谷と助っ人のメンドーサだけ。木佐貫、中村、武田勝、斎藤、浦野、吉川、上沢らが、低レベルの4枠を争っている。

 厚沢投手コーチが言う。

「先発枠3人目はこいつだとズバぬけている投手がいない。競争といっても、悪い意味です。むしろ、先発争いは停滞しているといってもいい。しばらく様子見ですよ」

 この日は木佐貫と中村が投げたものの、それぞれ4回4失点と3回3失点。首脳陣の顔を曇らせた。

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