錦織は「どうでもいい」…世界4位で大騒ぎするメディアの愚

公開日: 更新日:

 1月の全豪を制したランク1位のノバク・ジョコビッチ(27=セルビア)は、「我々ビッグ4と錦織圭らライジング・スターとの間にはまだ大きな差がある。差は縮まってはきたが、我々を凌駕するにはまだ長い道のりだ。本当に世界のトップに立つにはまだ練習を積む必要がある」と言った。恐らく錦織本人が最もその現実を理解しているはずだが、日本のメディはそういうことを直視しないで騒ぐだけだ。

「最近のスポーツマスコミは、当人以上に熱くなって騒ぎ立てる傾向が強い」と、作家吉川潮氏がこう言った。

「錦織本人も<(世界ランキングは)上がるし下がる>と言っているわけでしょう。スポーツの世界は勝つか負けるか。チャンピオンにならなければ意味がないし、世界ランキングを騒ぎ立てること自体が無意味です。年間を通じた最終順位というならともかく、本人も言うように一過性のものに過ぎないわけですからね。だったらマスコミは頂点に近づくための課題とか、いまの錦織に欠けているのはこういう部分だとか、専門家に分析をさせるなり、他にやることはいくらでもあるはずですよ。テレビやスポーツ紙がここまでそろいもそろって3位だ4位だと騒ぐところを見ると、ひょっとしてスポンサーや広告代理店にあおられてるんじゃないかと勘繰りたくもなる。過剰な露出によって商売につながるわけですから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒