錦織は「どうでもいい」…世界4位で大騒ぎするメディアの愚

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 ただ単に、売れればよい、視聴率が上がればよいというコマーシャリズムは、結果として選手をスポイルする。

「そうやって自称『応援団』のマスコミに必要以上に騒がれ、もてはやされ、消えていった選手が過去にごまんといるじゃないですか。本人ですらどうとも思っていないことを必要以上にはしゃぐのは応援でもなんでもありません。錦織はマスコミにチヤホヤされたからといって勘違いするような選手ではないでしょうけど、ここまで異常な騒がれ方をすれば集中力を含めて精神面に影響しますよ。変に数字の呪縛をかけられ、萎縮してしまうケースだってある。応援するどころか、選手の足を引っ張ることになると思いますね」(吉川氏)

 まったくだ。錦織がこの日の決勝戦で、らしくないプレーを連発して敗れたのも、スポーツマスコミの姿勢やスタンスと無関係ではないのかもしれない。

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