巨人・村田の不調で現実味 “あの男”の出戻りコンバート

公開日: 更新日:

 巨人の選手会長に元気がない。原監督に「一番だらしない。スイングが弱い」と系列紙のインタビューを通じてバッサリやられた昨季の開幕4番・村田修一(34)である。4日の日本ハム戦は1安打2四球だったが、前日は大谷の150キロ超にどん詰まり。昨秋からチームで取り組んでいる高速マシン練習の成果を見せられず、3タコだった。

 キャンプ中から「内容が悪い」と不満を漏らしていた原監督も、なかなか状態が上がってこない村田に苛立ちを募らせている。そんな状況で、チーム内でささやかれるのが「あの男」の三塁復帰だという。

「村田がしゃきっとしない中、チャンスのはずの中井も村田を突き上げるほどの結果を出していない。そこで、外野の大田が三塁に戻るのではないかとウワサになっているんです。もともと大型三塁手として期待された大田は、高卒3年目の11年春のキャンプ中に送球難が悪化して、苦肉の策で外野へ転向。原監督は『4番を勝ち取れ』と言うぐらい大田の打撃に期待しているのであって、『7、8番なら他の選手を使うよ』とも話しているように、外野手として期待しているわけではない。層が厚い外野ではレギュラーも厳しいが、大田をどこかで使いたいとも思っている。監督が三塁出戻りを言い出さないとも限らないのです」(チーム関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー