“キューバの至宝”DeNAグリエル争奪戦で飛び交う札束50億円

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 キューバが優勝した2月のカリビアンシリーズでは、メジャー関係者が二塁手で躍動したグリエルの一挙手一頭足に熱視線を送っていた。MLB公式サイトではグリエルの特集が組まれ、「(明日(メジャーに)来ても、打率3割、40本の二塁打を打てる」というスカウトの声を紹介。グリエル本人も「(キューバ政府に)許可を取り、合法的にプレーしたい」と、強いメジャー志向を口にしている。

「米国とキューバの国交正常化交渉の進捗状況次第では今オフ、グリエルが二国間の友好の象徴として、合法的にメジャーに挑戦する可能性は十分にあります」

 とは、メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏だ。

「先日、レッドソックスがキューバ選手移籍の解禁第1号として19歳の内野手・モンカダを総額6200万ドル(約74億円)で獲得した。これまでキューバ選手がメジャーでプレーするには亡命以外方法がなかった。メキシコ人や、マイアミに多く住むキューバ系アメリカ人のマフィアが亡命を手引きし、代理人として跋扈してきた。ドジャースの外野手・プイグ(24)は、メキシコの麻薬組織が用意したルートでメキシコに脱出。メジャーと契約した場合、年俸の2割を組織に支払う約束をさせられていたことを明かしています。殺人事件が絡むケースもあり、血生臭いマフィアの排除は米国、キューバの2国間で共通認識になっている。グリエルのようなスター選手を合法的に移籍させることが黒いイメージを払拭する契機となると考えても、何ら不思議ではありません」

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