西岡ブレーキ…阪神・和田構想「100盗塁打線」が崩壊危機

公開日: 更新日:

 ネット裏のスコアラーも「三塁は難しいんじゃないの?」と辛口だった。

 右ひじを痛めていた阪神西岡剛(30)が17日のDeNA戦で復帰。3番三塁でスタメン出場したが、4タコに終わった。オープン戦は19打数2安打。打率.105と低迷していることに加え、不安を露呈したのが守りだ。前出のスコアラーが言う。

「打撃の調子は上がってくるかもしれないが、問題は三塁の守備。打球に対する反応はやや鈍く、昨オフに右ひじをクリーニング手術した影響があるのか、一塁へは山なりで恐る恐る送球していた。三塁線にセーフティーバントをしたり、揺さぶりをかけるのが有効だと思う」

 だが和田監督は「(西岡は)打席を追うごとに内容が上がってきている。ひじも気にせずプレーしていた」と語る一方で、「しっかり仕上げてほしい。(開幕まで)そんなに試合はないし、打撃だけでなく守備も守っていかないといけない選手」と言った。

 開幕まで9日間の猶予はあるものの、このまま調子が上がらず開幕でスタメン落ちするようなら、「和田構想」はご破算だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは